看護師が大学院で学ぶということ

みなさん、こんにちは!

 今回は、現場で活躍されている看護師の皆さんに向けて、「大学院での学び」についてご紹介したいと思います。 

なぜ大学院で学ぶのか? 

看護の現場では、日々さまざまな課題に直面します。患者さんとの関わり、チーム医療、倫理的な判断、制度の壁…。 大学院では、こうした現場の課題を「研究」という視点で深く掘り下げ、より良い看護のあり方を探求していきます。


大学院で身につく力 

・ 問いを立てる力:日々の実践の中で「なぜ?」と考える習慣が身につきます。 

・エビデンスに基づく思考:文献を読み、研究を通じて、根拠ある判断ができるようになります。 

・他職種との協働力:多様な視点を持つ仲間と学ぶことで、広い視野が育まれます。 

・リーダーシップ:教育・管理・政策など、看護の未来を担う力が養われます。 


 働きながらでも学べる?

最近では、社会人向けの大学院も増えており、夜間・週末・オンラインでの授業も充実しています。 実際に、臨床で働きながら通っている学生も多くいます。現場での経験が、学びをより深いものにしてくれます。 最後に大学院での学びは、看護師としての「軸」を見つける旅でもあります。 「もっと深く知りたい」「現場を変えたい」「教育や研究に関わりたい」——そんな思いを持つ方にとって、大学院は大きな一歩になるはずです。

Iioka Yukiko Science of Nursing

飯岡由紀子のホームページへようこそ。 埼玉県立大学で看護学教授をしています。 このたび、ホームページをリニューアルしました。 みなさま、よろしくお願いいたします。 2024年度までの活動についてはこちら【 https://iioka-yukiko.wixsite.com/iioka-yukiko】

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